2008年7月21日月曜日

身体とアタマ

中川さんの言うとおり、ラーニング・スルー・ランドスケープでは、舗装されていたアメリカの小学校の校庭を児童たちが舗装を剥がして森みたいにしていくというプロジェクトがありましたね。どこか舗装を剥がさせてくれる場所はないですかねぇ(笑)?

水野先生のおっしゃるB&B法、いいですねぇ。設計も似ています。論理と表現とのバランスで進めていくんですが、どうしてもどちらかに偏ってしまう。これはいずれもアタマのなかでのバランスなわけですが、さらにその頭の中と身体とを接続させるという意味では、B&B法なるものを確立させたいなぁ、と思います。ユニセフパークプロジェクトもホヅプロも、アタマで考えて、手で動かしてみて、その結果をアタマで認識して次の一手を考えるという行き来のなかで進めているプロジェクトのような気がします。これを繰り返すと、アタマで考えることと手を動かすことの経験がほとんど同時に行き来し合うことがあって、個人的にはそういうときにとても充実した気持ちになりますね(笑)。

そんな授業になるといいなぁ、と思います。そのためには、温度や気候が調整された室内ではなく、不確定要素によって臨機応変に対応しなければならない屋外のほうがいいのかもしれません。自分が考えたとおりにいかないことが多いですから(笑)。身体とアタマの行き来が何度も何度も起きることになるでしょうからね。学内にも多くの屋外空間がありますから、そこで授業を進めるのもよさそうです。

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