2011年6月7日火曜日

こどもと場所 ブログの再開

ブログを再開しようとiPadの環境ができたので試みる。
まだテスト。
写真のアップができない。

2008年11月14日金曜日

11月13日の授業

入試などもあって、2週間後の授業。
報告、おしらせ;
11月9日(日)NHK教育日曜美術館 金沢アートプラットフォーム「自分たちの生きる場所を自分たちでつくるために」21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/k_plat/index.php
11月21日(金)北白川小学校での公開授業の案内。来週、13:30~15;00訪問します。
11月24日(祝)ピッコリー30周年の案内;参加者は研究室、亀井さんまで
11月15日(土)13:30~同志社大学にて第1回「こどもアートボランティア講座」、初回は「こどもとアートのこれまでとこれから」宮脇理先生、斎正弘さんのゲストをおむかえしてです。





前回の児童公園の撮影分も取り込んでのグループまとめ。
児童公園の環境は、どんな感じか?上終公園と塚本公園との比較、自分が子供のころ遊んだ公園との比較、そして、それぞれの公園からどんなことが読み取れるのか、さらに、公園という場でどんな遊びやワークショップができるのだろうか?
など、など、まずは思いつきから感じ、想い、気づきを大きな紙に書き出してみる。


ブランコ、滑り台、砂場、公園の定番ですが、これらの遊具は必要だろうか?
電車は、なんのためにあるの?
トイレは、入りたくない?必要?
グラウンドの真ん中に木があるのはボール遊びなんかをけん制するため?


時間によって公園の表情がかわる。
公園を掃除したり、遊具の点検、トイレの掃除とか、誰がするの?
そもそも児童公園は、いつごろ、どんな目的で、ナゼできたの?
公園の環境って何が大切?何が必要?何が出来るの?どうあればいいと想う?
興味ない?ある?
遊具は友達になれるきっかけとなる。
子供を介してお母さんたちが友達になる。
公園デビューって?

2008年11月1日土曜日

10月30日の授業

上終児童公園にて

地元の町内の人たちによる公園の掃除のゴミ袋でしょうか

砂場での忘れ物?

ジャングルジムであそぶこどもたち、結構、慎重に気をつけて動きまわるさまは、こどもなりに集中力を発揮している。

塚本児童公園にて

今日は、大学の近くにある上終児童公園と塚本児童公園をウオッチィングです。
記録は、スケッチ、写メール、欠片を拾う、メモ、など。
まずは、公園の環境を観察することから両者の比較、雰囲気や感じ、気づいたことなどを記録。
教室に戻って、ウオッチィングの結果を発表用にまとめる。
次回、発表会。

2008年10月28日火曜日

10月24日の授業

前日の水野先生の授業を受けて、前半は公園について話をしました。
それぞれのチームがつくった公園を発表してもらった後、パワーポイントを用いて世界の公園を紹介。
ドイツ、オランダ、スイス、イギリス、フランス、スペイン、アメリカなどに見られる特徴的な公園やオープンスペースのデザインを紹介しました。

その後、学内にある葉っぱをできるだけ多くの種類集めてくることにしました。
この時期、紅葉によってかなり葉の色のバリエーションが増えていますので、それを集めてもらうことによって今後のワークの素材を知ってもらいました。
赤や黄色や緑だけではなく、赤から黄色に変化している途中とか、緑から黄色になりかけているところなど、微妙な色づき方の葉が集まりました。
また、葉に斑点などが付いているものも多く集まりました。
今後、ワークショップをする際の参考にしたいと思います。

2008年10月25日土曜日

10月23日の授業

担当;水野
環境のフィールド・ワークショップの参考事例紹介
■ネイチャーゲーム;ジョセフ・コーネル(Joseph Bharat Cornell)が1979年に著書『Sharing Nature With Children(子どもたちと自然をわかちあおう)』の中で発表した自然体験プログラム
■サウンドスケープ; 「サウンドスケープ[soundscape]」という言葉は、「サウンド」と、「~の眺め/景」を意味する接尾語「スケープ[-scape]」とを複合させたもので、カナダの現代音楽作曲家・音楽教育家 R.マリー・シェーファー [R.Murray Schafer]により1960年代末に提唱。
■路上観察学会;路上観察学会とは、路上に隠れ潜む物(もしくはその一部)・看板・張り紙など、通常は景観とは見做されないものを観察・鑑賞する。無用の長物としてのトマソンなど。

今日は、雨天のため、下記課題は、次週に持ち越し。
大学近辺の児童公園とその周辺をモチーフにフィールド・ウオッチィングを試みる。
次週までに、下見として写メールを数点、送ること。
WS フィールド・ウオッチィング<児童公園とその周辺>
;塚本児童公園と上終児童公園をウオッチィング/スケッチおよび写メール/断片、欠片(かけら)を拾う/その他
○場所の雰囲気を醸してるもの、
○場所で耳を澄ますと、目を閉じてみると、佇んでみると、、、感じたことをしるす。
○場所とのかかわりに人の気配のするもの、痕跡、汚れ、傷、張り紙、落し物、忘れ物、、、をしるす。
○この場所でどんなワークショップを企画する?/プランスケッチ
○その他;感じたことなんでもメモ
○写メールの画像サイズ480x640を基準に.添付書類にて送信、名前を忘れずに、何枚でも可。
○送り先;mizno@kca.kyoto-art.ac.jp

WS5 身の回りの材料で公園のある街角を見立てる
木切れ、小石、文具、持ち物、など、身近なものを建物や街のシンボルに見立て空想の街角を作ってみる。




2008年10月22日水曜日

10/17の講義

山崎です。

10/17の講義では、まずはじめに前日の水野先生による「地心館および周辺マップ」を完成させました。
その後、学内の「お気に入りの場」を見つけてもらって、そこでの環境からの刺激と、それに応じる意識の変化を記述してもらいました。

学内における「お気に入りの場」は人それぞれで、屋外ばかりかと思っていたら屋内や個室(トイレの個室も含む!)などもあって、かなりのバリエーションでした。

そのお気に入りの場でリラックスできる体勢でくつろいでもらい、(1)そのとき感じた音や匂いや見たものや風や虫など、環境からの刺激をメモしてもらいました。同時に、(2)そのとき思い浮かべたことの移り変わりもメモしてもらいました。

環境からの刺激は常に複数が同時に自己へと働きかけているものです。ところが僕たちはそれを認知した順に把握する。その場所に最初から響いていた音が耳に入ってきていない場合もあるし、自分が座っているすぐ横にある蜘蛛の巣に気づかないまま遠くを見ている場合もあります。あるきっかけで別の刺激を認知し、それがきっかけでさらに別の刺激を認知することになる、ということの連続を体験してもらいました。

また、そのときに自分が思い浮かべることの変化も体験してもらいました。環境からの刺激が関係して思い浮かべること(学食から食べ物の匂いがした→今日の晩御飯は何にしようかな?)と、環境からの刺激とは一見関係ないような想起のされ方(吉田松陰像の前に座る→今日の夜もバイトがあるんだった。。。)と、2種類についてメモしてもらいました。

こうした「環境からの刺激」と「自分が思い浮かべたこと」の変遷をメモしてもらい、それを教室でまとめてから発表し、全員でその「変遷」を共有しました。

「環境と表現」について考える場合、環境の知覚は人によって違うだけではなく、同じ人でもそのときの状況や時間の経過とともに違った知覚になるということを知ってもらいました。このことは、ユクスキュルという生物学者が「生物から見た世界」という著作のなかでヤドカリの観察を用いて説明していることでもあります。次回は、みんなが環境から感じ取ったことなどを用いて理論的なことを話しつつ、次のワークへ移りたいと思います。

次のワークでは、風景が移り行くことと自分が移動することを同時に記述する方法を開発してみたいと思います。風景を観察していると、目の前を鳥が飛んで行ったり、落ち葉がヒラヒラと落ちたり、友達が寄ってきて挨拶したり話をしたり、虫が自分の腕にとまったりします。こうした風景や環境の変化をどのように記述・記録すればいいのでしょうか。そして、さらに複雑なことに、観察者本人も移動することになりますので、移動すればするほど風景はダイナミックに変化します。木々の間を歩いていたと思えば建築物が出てきて、その建築物の内部へ入っていくことになる。
自分も動くし風景の構成要素も動くという複雑な移動空間認知をどのように記述すればいいのか。この問題をランドスケープアーキテクトのローレンス・ハルプリンという人は「モーテーション(モーション+ノーテーション)」と名づけました。モーテーションとは彼の造語です。「動き」と「記録」を組み合わせた造語を使うことによって、自身の動きとそのとき認知される連続的な空間の関連性をどう記述していくのか、ということを研究しました。

次回の授業では、みなさんなりにルールをつくって空間の記述を行ってもらおうと思っています。まずは止まった状態で、環境の変化だけを記述する方法を開発してもらいます。次に、観察者自身が動き出したときの空間の変化を記述する方法を開発してもらいます。

ひょっとしたら、次回の授業では「止まった状態における空間の変化」を記述するだけで時間が終わってしまうかもしれませんが。。。

2008年10月20日月曜日

10月16日環境の気づき


step 1-3環境の気づき  担当;水野
前回の写メールを鑑賞;
ブログの紹介;http://mawarikara.blogspot.com/
環境とワークショップ;資料「枠のない表現」小串里子、
→<その場、そのとき>をベースにどんな表現活動が可能か。
この本では、ワークショップという手法を表現活動に展開していった経緯と事例を紹介。
直接、僕がワークショップというものに興味を感じた一冊です。
WS(以下、ワークショップ)は、ある意味、その場との応答力が問われる手法であり、同時に参加者も含めどのようなことが引き出されるか、引き出せるかというアフォーダンスの手法や視点をもたらすと思える。
アフォーダンスって?
資料;「庭先地元学」波見でのワーキング報告/地球デザインスクール
→<地元学>という、その場にどっぷりつかっている地元の<土の人>と、外からの訪問者、<風の人>との交換から何が生まれるのか。当たり前になってるインサイダーと知らないアウトサイダーとのミックスジュースは、どんな味のするものができるのか。
まずは、なんでも知覚、感じ、思うところ、はてな?、変だ、とまあ、記述することからはじめてみよう。

WS04 地心館とその周辺をマッピング;観察と探索
4人グループでワーキング(継続)→全紙に描出、体側で図る、