2008年9月14日日曜日

そろそろそろそろ

授業で使えそうなネタを、シラバス案に入れ込んでみます。
今後、このシラバス案を充実させていくことで可変的な授業計画(常に案なのですが)が見えてきそうです。


○授業計画;
10/2~/30 第1~18講時 <環境の気づき>;生活環境、自然環境、道具的環境、など、環境の多様な側面をネイチャーゲームやフィールドワークなどを通じて知覚する。
・ネイチャーゲームやフィールドワークについて(具体的な事例の紹介+学内での実施)
・環境を認知することについて(ユクスキュルなどの紹介)
・中川さんのワークブック実施(学生が実施してみる)

11/~12/5 第19~34講時 <環境への関わり>;具体的な環境要因である<雰囲気>、<音>、<時間>、<行為>、など、環境要因をもとに場の演出、インスタレーション、造形保育などを通じたデザインを試みる。
・アンディー・ゴールドワージーやリチャード・ロング的な環境アートの試行
・ホヅプロ現場における試行(そこにあるものを使った即興遊び)

12/11~1/23 第35~54講時 <環境との創発>;具体的な場所や環境設定からどのような環境デザインや環境保育が実施提案できるかを試みる。
・環境保育プログラムの検討

授業は講義型だと眠くなるでしょうから、自分たちの手を動かしながら取り組めるようなものがよさそうですね。講義が必要な際は時間の半分を講義にして、残りの半分は手を動かすプログラムにするのがいいように思います。
もちろん、講義が必要ではない場合はずっと手を動かしていればいいと思いますが(笑)。

あと、B&B法をどう取り入れるかということも考えたいですね。
最初は、第1回目の講義から順にB&B法をつかって進めればいいと思っていたのですが、6ステップを1週ずつに割り当てると間が空きすぎて先週の体験を今週に接続できるかどうかが不安になってきました。また、6ステップですから6週で終わってしまう(笑)。あのステップに忠実の授業を実施するのではなく、ああいうことを念頭に置きながら、頭で考えることと身体を動かすこととをセットで授業を運営していく、ということが重要なのかな、と思いました。
また、頭と体のサイクルを蓄積することもB&B法の重要な点ですよね。単に頭と体を行き来するというのではなく、頭で考えたことを体に戻して、その結果を頭でさらに考えてリアクションを生成するというプロセスですから、徐々に頭で考えることの内容も高度化するでしょうし、リアクションも充実してくるでしょうね。このあたりを各週の授業にうまく取り入れてみたい特徴です。

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