2008年8月17日日曜日

すっかりご無沙汰しております。

中川です。いつまでも暑いですね。

先日、北白川小学校のH.P.を覗いてみたのですが、いろんな大学と協同で授業や制作等しているのですね。
大文字山の麓にありながら町の中でもあるという京都特有の環境が面白そうです。

さて、私のワークブックについてですが、 児童、学生の参加人数等がどうなるのか、分からないのですが

・No.2 音さがし
・No.5 どんな手ざわり?
・No.6 この匂いどこから?※
・No.10 東西南北なにがある?
・No.13 どこがいちばん高い低い?

この辺りを実施できないかな、と思っています。
(※の「匂い」については、ワークシートの内容を変えようと思います。)

1グループ5名で、上記それぞれのワークシートをもってワークショップを行い、最後にまとめ&発表という形ではいかがでしょうか。
ただし、気になることが幾つかあります。

①グループワーク
 グループワークというと、1グループで同じテーマを扱うことが多いように思うのですが、今回のように、ひとりは「音」ひとりは「匂い」……と、違うものを集めることに無理はないでしょうか?

②最後のまとめ方
 mapの作成というのが無難かと思うのですが、こども学科であればもっと違う形があるのかな?という気もします。
 それぞれが集めてきたネタの表現方法って遊べるところかと思われますし。
 その辺りは先生方のお考えで決めて頂いた方がよろしいでしょうか?

なかなか勘が鈍くて、具体的に授業に沿うような提案が出来なくて申し訳ないのですが、何かご意見等ありましたらよろしくお願い致します。

2008年7月27日日曜日

牧場だより


7月23,24,25日と京丹波にある京大農学部付属施設の牧場に合宿でした。内容は理科好きに変身3日間!という教員免許更新プログラムの研修会です。17名の小学校、中学、高校、養護学校などの教諭が集合しての合宿でした。理科と芸術は、同根ということで僕は「感じて考えよう」のプログラムをやりました。
ところで今回の主役は、牛です。てっきり乳搾りが、、と思いきや、乳牛ではなく肉牛とのことで、乳搾りではなくBQで肉食べる?
おおーっと、よだれが牛のように、でした。うまい!こんなに肉ってうまいのはうまいんだと実感。ですが、正直、牛と牛舎で対面していたときは、瞳に見つめられるとなんとも悲しそうというか、おいしそう?というのか、微妙な雰囲気です。あの瞳はいのちのありがたさや重さや大切さなんかをずーんと響かせてくれました。
実は、環境です。こんな話ではなく、「環境」のキーワードにとって、動物から見るこの世界は、人とは違う。当たり前ですが、生物から見た世界、なんと牛の第1胃には、うじゃうじゃと微生物が住んでいて、牧草を分解してるのですが、それも顕微鏡で見ましたが、牛の胃には宇宙があるという。それで目下『生物から見た世界』(岩波文庫)というユクスキュルとかいう人の本を読んでいたのですが、そこには、「環世界」と「環境」とを区別していて、環世界というのはいわばシャボン玉のように覆われた中に生きているということだそうです。生き物によってそのシャボン玉は大きさも形もいろいろなんでしょうが、人にとってのシャボン玉ってどうなんでしょう。
空間も時間も主体の生きることで生じているというのは、なんとも面白そうな視点だと感じたしだいです。

2008年7月24日木曜日

学校見学、行きます。

北白川小学校、是非一度見学に行ってみたいです!
先生方のご都合で日程候補をあげて頂ければ、私は合わせることが出来ると思います。

乳搾りですか、いいなぁ。いろいろ楽しそうですね。
またブログを覗かせて頂きます。

2008年7月23日水曜日

北白川小学校

そうか、刺繍ですか。刺繍や編み物なんか身体ごと没入という感じでしょうね。街角ウオッチィングも刺繍する感じの没入感でじっと見つめたら変でしょうか?動物園で動物をじっと見つめるというワークをやってる人がいますが。なんか入り込んでいけるといってましたよ。
そういえば、ホーリーランドの作業所の方たちが刺繍をやってました。彼らの絵を最初は刺繍してたのですが、商品としては売れなかったそうで、デザインの工夫がいるようです。
昨日(7/22)北白川小学校の校長先生と3年生担任で図工クラブ顧問、創作ダンス研究会と元気で活発な若い先生に会いました。昨年も交流を地元PTAを含めやったのですが、この春に校長先生が交代して改めて大学との連携をリセットしたい旨の会合でした。
小学校へは徒歩10分程度です。1学年2クラス規模のかわいい学校です。熱心な地区ですが、少子化でこどもは減っています。環境と表現の授業でフィールドワークの場所として使っていいですよとのことです。学校という場所もなんかできそうです。保育所もフィールドワークに内容によっては可能です。これは昨年から続いている左京区保育内容研究会の熱心な保育所3,4箇所の集まりです。
研修会の模様は下記ブログを参照。<あそびとまなびのび>
http://hearth-art-tetsu.blogspot.com/
中川さんのワークシートで小学生たちと環境のWSもできそうですね。一度、このあたりを見に行きませんか。
以前、滋賀大学付属小学校で<びっくりアートフェスティバル>と称して小学校を美術館にというのに参加したことがあります。そのときは小学生たちがキューレイター役をして、小学生たちと一緒に作品を並べました。週末の一時、学校が別の空気に覆われたことを覚えています。
この授業でもなんか、実際の場所というか環境にかかわるフィールドワークで表現できるといいですね。

P.S.今日から三日間、理科大好き変身!の教員免許更新プログラムで京大の農場で合宿です。牛の乳搾りなんかを体験してきますね。僕の授業の様子も上記のブログで紹介してますので覗いてみて。

ライブ刺繍?

水野先生、昨日はありがとうございました。
こども学科っていったい?が冊子だけではなかなか理解できなかったのですが、 すこーし触れさせてもらうことが出来ました。

山崎先生は良くご存知だと思うのですが(笑)Brainにはまるとなかなか抜け出せないわたしとしては、授業を受けに行きたいくらいですね。。

ところで卒制の作品展で水野先生が不思議がっていた「何故わざわざ刺繍?」ですが、わたしの京縫いの経験からいくとあれは本当にかなり面倒な作業です。絹の布目に沿ってひと針ひと針縫った上から、まださらに今度は糸を半分の細さにして斜めに縫い抑えていくのですが、慣れない私なんかだと3cm×4cmくらいの葉っぱを一枚縫うのに1時間は掛かります。でもその手間がまたムキになるというかはまるのです。結構からだも酷使するのである意味、運動かもしれません。山の中でスケッチならぬ観察しながらそのまま刺繍、なんて出来たらちょっと楽しいかもしれませんね。素材もそのまま縫いつけたり。ライブ刺繍。観客はかなり退屈しそうですが・・・。

2008年7月21日月曜日

Body & Brain

B&B法は、ざっと以下のようなプロセスをイメージしています。
ステップ1 まずキャッチ;感覚・知覚を解き放つ。Bodyの解き放ち、リラクゼーション。
ここでは、そのとき、その場という「いま・ここ」を受け取ることから始まります。
これはネイチャーゲームのようにいろんなキャッチする知覚・心理状態を設定できそうです。

ステップ2 次にキャッチしたことのリアクトを身体で応答します。ことばも応答のかたちです。
応答はなんらかのかたち付けを伴います。ここでは応答する材料や道具などによっていろいろなかたちが設定できます。感覚・知覚と材料・道具とを関連付けることでかたち付けの方向性が生まれます。
ゴールジワージーやリチャード・ロングなんか。前者は情緒感性的、後者は理知的といえるでしょうか。
タレルなんかは生理認識的?というか。

ステップ3 ここでアイデアを持つというか、BodyからBrainへという移行です。
ここでは、身体の応答を分析、整理、要約、抽象し、練り上げます。なんでこんなかたちなのといったアフォーダンスの自覚とかレイアウトとかいうマッピングなんかもそうかもしれませんね。
目的や見通しを推論、予測、発想します。
このステップは、他者に伝わるようかたち付けします。いわゆるテーマ・コンセプトを立てる。

ステップ4 BrainからBodyへの移行です。ここでの身体の使い方は、意図や意識的な働きかけです。テーマ・コンセプトに沿いながらも身体としてのゆれやブレを持っています。くせもありますね。いわゆる頭ではわかっているけど身体がいうことを利かないと(笑)。

ステップ5 BodyからBrainへの移行です。ここでの頭の使い方は、価値や意味づけです。表現とは批評と意味の創出にあるとすれば、この過程です。いわゆる鑑賞プロセスにも重なるところでしょうか。ここでは他者を交えてのグループワークをすると効果的です。自分でも気付かなかったことが結構見つかるし、改めて他者に説明や話し、プレゼンすることで気付くことがあるからです。

ステップ6 BrainからBodyへの移行です。ここの身体はもうパフォーマンスですね。実施というか実行のライブ感、即興性、ノリを味わって法を越えずといった心境でしょうか。

まあ、ざっとことばにするとこんな感じでしょうか?もうちょっと整理が必要ですが。

アンディー・ゴールドワーシー

そういえば、授業は秋ごろからはじまりますね。紅葉の季節ですから、色づき始めた葉を使って何かできそうだなぁ、と思いました。
アンディー・ゴールドワーシーのように、1枚の葉っぱにも複数の色が混ざっていることを見つけ出して、そのグラデーションを利用した作品をつくっている人がいますね。ああいうのって、あらかじめ用意した素材を使った表現ではなくて、自分をとりまく環境から材料を探し出してきて、それを表現に展開するという思考が求められますから、身体とアタマをつなぐエクササイズになりそうです。

緑から黄色に変化している1枚の葉っぱや、黄色から赤に変化している1枚の葉っぱなど、グラデーションを帯びた葉っぱをいくつも発見することができると思います。そういう葉っぱと、真っ赤な葉っぱや黄色い葉っぱなどを組み合わせると、いろんな表現が出来そうな気がしますね。